人の記憶は思い出す度に塗り替えられてるらしい

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 1

考える女の子

スポンサーリンク

みなさんこんにちは、変なおじさんです。

私は英語学習の一環として、海外のニュースサイトなどを読むようにしています。その中でたまに、海外の研究者の記事などで面白いくてシェアしたいなと思うものがあるので、そういったものをみなさんにちょくちょく紹介していけたらなと思っています。

今回読んだ記事はこちら→Why Do Our Memories Change? [Video]

人の記憶は本人が思うよりもいい加減

9.11同時多発テロが起きた時、どこにいて何をしていたか

記事の冒頭で、こんな問いがなされています。

2001年の9月11日、ニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んだというニュースを聞いた時、あなたはどこにいただろうか?どこにいて、どのようにその知らせを聞いて、どんな光景を見たのか。私達のほとんどがはっきりと覚えている。しかし、私達の過去の出来事の記憶は、概して半分ほどしか正確でないことが研究からわかっている。たとえ自分がその記憶を確かだと思っていても、だ。

人によっては911のテロが起きた時、まだ幼く記憶が曖昧な人もいるでしょうから、2011年に日本で起きた大震災に置き換えて考えてみましょう。

たしかに私は当時のことをはっきりと覚えています。学校が春休みに入って退屈な毎日を過ごしていて、その日は友人と家で2月に発売されたばかりのマブカプ3をやっていました。そこで突然起きたありえないほど長く大きな揺れ。さすがに身の危険を感じた私たちは、机の下に隠れて揺れが収まるのをじっと待っていたことを思い出します。

みなさんもきっと当時のことは鮮明に覚えているでしょう。特に東北地方に住んでらっしゃった方々からすれば、絶対に忘れられない体験だと思います。

Consolidation(記憶の整理)が記憶に与える影響

スポンサーリンク

ニューヨーク大学で心理学、神経学の教授を務めるLiz Phelps氏はビデオの中で記憶について説明します。

ビデオの中で、Phelps氏はこう語ります。

「記憶というのは脆いものなので、私達の記憶は変わりうるものなのです。最初に何かを記憶する時、脳が情報をしっかりと保存するのに少し時間がかかります。このプロセスはconsolidation(記憶の整理)と呼ばれます。そして、あとでその記憶を思い出す度に、さらに新たな保存プロセスを必要とするのです。[…]このやり取りの間、新たな情報が昔の情報に干渉することがあって、さらにはその記憶を変えてしまうのです。」

Phelps氏はこれを、学校で行う伝言ゲームのようなものだと言います。一人の生徒が二人目の生徒に短い話をして、それを今度は二人目の生徒が三人目の生徒に話す、今度はその子が四人目に話す、という感じで、その繰り返しが終わる頃にはその短い話が最初の頃と大きく異なってしまうのです。

ということで、記事によるとConsolidationという記憶を整理するプロセスは新たな記憶を定着させるときのみならず、その記憶の後々思い出すときにも行われるものだということがわかります。さらにそのConsolidationによって、新たな情報が元の情報に影響を与えて記憶そのものを変えてしまうことがあるのです

[…]またPhelps氏は、恐怖や不安を伴う望まない記憶を抑制するために記憶の再整理がどのように使われているかということに特に言及する。興味深いのは、そういった苦しい記憶をいつか取り除くことができるようになるかもしれないということだ。

Phelps氏は人が嫌な記憶を曖昧にするために記憶の再整理が行われている可能性にも言及し、その応用の可能性についても語りました。

人の脳ってスゴイ

人は過去の出来事を思い出す度に、記憶の整理を行っているというのは驚きでした。こうやって人は他人の過去の話を盛ったりして噂が広まっていくのだろうか…。

それにしてもこうやって無意識のうちに、人がストレスを感じないように働いてくれてる脳ってすごいですね。嫌なことは知らんぷりして、良いことだけちゃんと覚えておく。まさに私のような存在ですね脳君は。

ということで以上、SCIENTIFIC AMERICANの記事、Why Do Our Memories Change? [Video]を引用してご紹介しました。興味のある方は是非引用元へ行ってその他の記事もチェックしてみてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサードリンク
PC左のアドセンスコード
PC右のアドセンスコード