「それな」という言葉がいかに最悪なものか世の若者は理解しているのだろうか

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 1

それなのポーズをしてる外人

スポンサーリンク

「それな」

そう、それは全ての会話の流れを止める魔法のコトバ。どんなに泣きやまない赤子も、そのフレーズを聞けばすぐに口を閉じ黙り込むだろう。

…私はこの言葉がすごく苦手だ。いや、正確にはこの言葉を使う人が特に嫌い!

いまやこの言葉は若者の間でかなり浸透していて、LINEやTwitterなどで頻繁に見かけるようになりましたね。それでも中には知らない人もいると思うので、念のため「それな」の意味を載せときましょう。

「それな」とは「そうだよね」を意味する若者用語である。

元々は関西弁だが、テレビ番組において
女子高生が最近使う元ネタが2chの用語として紹介された。

実際にはあまり2ch上で使われることはなく
Twitter上で見かけることができる。

出典:ネット王子

要は相槌を意味する言葉なんですけど、これが使い方によっては本当にイライラする。

「それな」が持つ特殊性

「それな」って言葉が嫌いなのには明確な理由があります。一つは単純にバカそうに聞こえるから、そしてもう一つが、会話を容易に止めてしまうのに平気でみんな使うからです。

まあバカそうに聞こえるってのは主観的な問題だからあんまりとやかく言うつもりはないですよ。言葉ってのは時代が進むにつれて新しいものがでてきたり、なくなったりするわけですからね。それが言葉の性質というものですし。実際自分も、「やばい」って若者言葉は結構使ってしまいます。自分より上の世代の方々は、それを聞いて「頭悪そうだなあ」と思っているかもしれません。それと同じで、「それな」という言葉に嫌な印象を持つ自分がマイノリティーになる時代もすぐにやってくるかもしれないですよね。

ただ、二つ目の理由に関してはちょっと言いたい。「それな」って言葉には今までの相槌と違う特殊な性質があると思うんですよ。

従来の一般的な相槌ってこういったのがありますよねえ。

  • たしかに
  • なるほど
  • そうだね
  • わかる
  • うんうん

などなど。こういう相槌を使うときって、相手が話をし終えるまで「私聞いてますよ」アピールするときじゃないですか。例えばこんな感じで。

A:こないださー、バイト帰りに寄ったコンビニにめっちゃ可愛い店員さんがいたのさ。

Bまじかw

A:そう。そんで、あんまり可愛いから会計する時に世間話して仲良くなりたいなと思って話しかけたの。

Bうんうん

A:そしたらその子、喋る時に歯茎がめちゃくちゃ出るんだよ。一瞬で萎えて無言で立ち去ったわ。パッと見かわいくても歯茎むき出しはちょっときついよなw

スポンサーリンク

B

はい、ここであなたがBさんになったつもりでちょっと考えてみてください。最後のAさんの発言にオチがあったため、ここで話したいことが一旦終わったのだとわかると思います。そこで最後の空白にあなたはなんという言葉を入れるでしょうか?

「たしかに」と一言で終わらせますか?あなたがコミュ障かAさんのことが嫌いで会話をしたくないという場合を除けば、おそらくその一言で終わらせることはないと思います。きっとあなたは自然な流れで、

「たしかにそれはきついなwそのコンビニ初めて行ったの?」

とか

「だろうなwその子歯茎以外は完璧なの?」

といった感じで質問をしたりして、会話を広げるでしょう。あくまで相槌というのは会話の途中で挟むもので、会話の終わりに使うものではないからです。

もし「たしかに」の一言で終わらせたらAさんは「あれ?」と思うだろうしなんとなくつまらないなあという印象を持つと思います。多分これは「それな」を使う人でも自然に認識していていることだと思います。

でも、「それな」は今までの相槌とちょっと違う気がするんですよね。

何が違うかって、「それな」が単独で会話の終わりに使われることが多いってことです。

「それな」って言葉にはそれ単体でちょっとふざけたニュアンスが入ってますよね。おそらく、おそらくですよ?「それな」には従来の相槌と違って滑稽でふざけた印象があるから、聞き手が容易に会話の終わりに使いがちなんじゃないか、と思うんですよ。

相手の話を聞き終わって、「たしかに」とか「なるほど」で終わらせると真面目すぎるし何の面白みもないから、聞き手はさらに情報を付け足すわけです。質問をしたり、相手の意見を補足したりとかね。つまり、その相槌だけだとつまらないという認識が使う人にある。

でも、「それな」っていう相槌にはそれ単体にちょっと面白い印象があるから、聞き手は話し手の話が終わった時「それな」の一言で終わらせてしまいがちなんじゃないでしょうか。つまり、「それな」には面白いニュアンスが含まれてるから、相手の話が終わった時に、それ単独で使っても別にいいやという認識がある気がするんですよ。

でもね、やっぱり従来の相槌と同じで、自分の発言に対して「それな」だけで返された時の困惑っぷりったらないですよ。もうこっちはどう返すべきなのかわからないですよ。特にLINEのようなテキストタイプのものだったらなおさらです。もはやテロです。それなテロ。

だから相手のことが嫌いだったり、会話を終わらせたいときはどうぞ使ってください。でも、そうじゃないときはお願いですからそれなテロをやめてください。私の心が荒んでしまいます。

言葉は変化する

最近は頭の良い人でも「それな」を使っているのを見かけます。東大生でも使ってますからね。しかもそいつ法学部ですよ。そんなやつが使ってるんだから、やっぱりこの言葉も一般的な日本語になる日がくるんでしょうかねえ。

百歩譲って、「それな」が世の中に浸透するのは良いです。ただ、話の終わりに「それな」単独で使う風潮だけは廃れてください。お願いします。

ああ、こうやって時代についていけない人間が老害化していくのだろうか…。まだ20そこそこなのに(泣)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. より:

    へー、じゃあそれなを使う人はあなたは認めないと?

    • misonism より:

      コメントありがとうございます。
      認めないというか、心の中「こいつつまんね」って思いますね。

  2. 計画 より:

    僕は大学生ですけど、むしろ大学生なのでネットや日常会話で遭遇することの多いこういう言葉の軽薄さに非常にイライラしてます。
    上でコメントしている「じゃあそれなを使う人はあなたは認めないと?」という意味が分からない論を始め、バカな人間が使ってる言葉という印象がどうしても強いんですよね。
    「可愛いかよ」「最高かよ」「~まである(twitterで、まであると検索すれば分かります)」
    同じくこれらがバカそうでつまらない印象を与えるのは、やはり表層的なコミュニケーションのツールとして使われる定型句であるからだと推測します。
    「それな」系統の言葉はお手軽に中身のない会話がしたい連中が産み出し増殖するミームのようなものだといえると思います。
    単にコミュニケーションのためだけにではなく、例えば自分の好きなものを前提とした会話にはもっと奥行きが生れるし軽薄さを感じさせません。

    • misonism より:

      コメントありがとうございます。
      「表層的なコミュニケーションのツールとして使われる定型句」
      間違いないですね。最近は他にも「了解」を「り」としたり、「ごめん」を「ご」と略すなど、若い人たちの間で極端な簡素化をすることが流行りのようですし。
      まあ、自分は従来の相槌と同じように「それな」を使う分には特に文句はないんですけどね、バカに聞こえることは間違いないですけど。

  3. 名無し より:

    すごくわかります!
    それな、の後に何か付け足してくれるなら問題ないんですけどねぇ~。
    この言葉単体で返してくる人が多くて、時々もやっとします(笑)

    • misonism より:

      コメントありがとうございます。
      まさにおっしゃる通りで、それなの後に何か付け足してくれれば問題ないんですよ。
      でもあいつら積極的に「それな」で会話を盛り下げにかかってくるから困りものですねw

スポンサードリンク
PC左のアドセンスコード
PC右のアドセンスコード